すると、その川から美しい、肥え太った七頭の雌牛が上がってきて葦を食っていた。
またその運河は臭いにおいを放ち、 エジプトのナイルの支流はややに減ってかわき、 葦とよしとは枯れはてる。
二年の後パロは夢を見た。夢に、彼はナイル川のほとりに立っていた。
その後、また醜い、やせ細った他の七頭の雌牛が川から上がってきて、川の岸にいた雌牛のそばに立ち、
その川から肥え太った、美しい七頭の雌牛が上がってきて葦を食っていた。
紙草は泥のない所に生長することができようか。 葦は水のない所におい茂ることができようか。
ナイルのほとり、ナイルの岸には裸の所があり、 ナイルのほとりにまいた物はことごとく枯れ、 散らされて、うせ去る。